原辰徳さん、野球教室で精力的に指導「無限の可能性を持っています」

スポーツ報知
野球教室で打撃を披露した原辰徳氏(カメラ・成海 晃)

 キッズの笑顔が世界の元気―。健やかな心身の育成と社会貢献を目的とした「ファンケル キッズベースボール 2018」(主催・報知新聞社、特別協賛・ファンケル)が13日、大阪府豊中市の豊中ローズ球場で行われた。

 大阪で初めて開催されたこの野球教室には、府内で活動する28の小学生軟式野球チームから510人が参加。プロ野球OBの講師から直接指導を受けた。講師を務めたのは宮本和知さん、水野雄仁さん(ともに元巨人)、久保文雄さん(元横浜大洋)、西山秀二さん(元広島)、元木大介さん(元巨人)、関本賢太郎さん(元阪神)、鈴木尚広さん(元巨人)の7人で、前巨人監督の原辰徳さんも総監督として精力的に指導にあたった。ティー打撃では原さんが手本を示し、現役時代をほうふつとさせる力強い打球を放って参加者を喜ばせた。原さんは「豊中は高校野球発祥の地で名選手を育てた土地。君たちは金の卵。無限の可能性を持っています」と激励した。

 社会貢献活動もこの野球教室の目的の一つで、使わなくなった野球用具を回収し、国際協力機構(JICA)のボランティアなどに託して用具不足に悩む国や地域の子供たちに寄贈している。この日は872点の用具が集まった。

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