中大・堀内寛人、野村證券でビジネスのプロへ「清水監督に恩返し」

2018年12月29日7時0分  スポーツ報知
  • 11月の東都入れ替え戦の専大戦で、適時2点二塁打を放つ中大・堀内

 東都大学リーグ4年生の進路が、ほぼ出そろった。3年秋に指名打者のベストナインを獲得した中大・堀内寛人外野手は、社会人球界からのオファーを断って競技生活にピリオドを打ち、野村證券に進む。高校時代に補欠だった自身を見いだし、リーグを代表するスラッガーに育ててくれた清水達也監督(54)への感謝の思いを胸に、ビジネスのプロを目指す。

 最後の花道に自ら花を添えた。今秋の専大との1、2部入れ替え戦。堀内は、第2戦で決勝の2点二塁打を放つなど2安打3打点と大暴れ。連勝でチームを1部残留に導いた。「すごくいい4年間でした。清水監督と中大には本当に感謝しかないですね」。晴れやかな表情で振り返った。

 雑草魂ではい上がった。県岐阜商3年夏は背番号16。実力試しに、とセレクションを受けた際、当時のコーチだった清水監督に眠っていた才能を見いだされた。「今までの実績なんて関係ない。実力はあるんだから、一緒に野球をやろう」と声を掛けられ、感激。猛勉強の末、指定校推薦で商学部に入学した。

 「大学に入った時点で、学生生活で野球から身を引く覚悟でした。最後の4年間だからとにかく頑張ろう、という気持ちでした」。清水コーチとの猛練習で、1年秋にリーグ戦デビュー。3年秋にはベストナインを獲得するほどの強打者に成長した。社会人チームの強豪からもオファーが届いたが、初志を貫いた。

 春のリーグ戦をほぼ棒に振って就職活動に励み、野村證券の内定を勝ち取った。「社会に出た時に、何かしらのプロになりたいという思いで決めました。野球ではプロになれなかったけど、ビジネスのプロになることで清水監督に恩返しがしたいですね」と目を輝かせた。(片岡 泰彦)

 ◆堀内 寛人(ほりうち・ひろと)1996年12月23日、岐阜市生まれ。22歳。県岐阜商ではチームがセンバツに出場した2年春はベンチ外。同秋に「4番・左翼」も、3年春はベンチ外。同夏は背番号16で県大会4強。高校通算10本塁打。大学ではリーグ戦通算61試合で打率2割8分4厘、5本塁打、23打点。183センチ、86キロ。右投左打。

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