【石川】センバツ8強の星稜、5回コールド発進

スポーツ報知
初回に先制の左越え本塁打を放った星稜・河井

◆第100回全国高校野球選手権記念石川大会▽2回戦 星稜10―0金沢辰巳丘・金沢向陽・内灘=5回コールド(15日・石川県立野球場)

 今春のセンバツで8強に進出した星稜が、2年ぶりの夏の甲子園出場へ好発進した。初回無死三塁で、2番・河井陽紀一塁手(3年)が左越え本塁打を放つなど、一挙6点を先制。三塁打2本、二塁打1本を含む7安打で10点を奪い5回コールドで勝利した。2年生で高校日本代表候補に選出された最速147キロ右腕・奥川恭伸は登板しなかった。

 公式戦初本塁打の河井は「バットが迷いなくきれいに出てきた。いいライナーが飛んだ」とにっこり。試合前夜は「インコースの払い方が好き」というヤクルト・山田哲人内野手(25)の本塁打動画を見て、イメージを高めたという。

 甲子園の開幕日(8月5日)には、星稜OBの松井秀喜氏(44)が始球式を行うことも決まった。河井は「松井さんも投げるので、夏も甲子園に戻りたい。悔いは絶対残さないように、みんなと1秒でも長く野球ができるよう全力で頑張りたい」と力を込めた。

野球

×