【西千葉】第1シードの専大松戸がまさかの初戦敗退

スポーツ報知
まさかの敗戦となった専大松戸ナインは涙にくれる(カメラ・泉 貫太)

◆第100回全国高校野球選手権記念西千葉大会▽2回戦 千葉商大付6―4専大松戸(15日・ZOZOマリンスタジアム)

 今春の県大会3位で、第1シードの専大松戸が千葉商大付に4―6で敗れ、まさかの初戦敗退。2回までに4点を先行され、追いかける展開となり、6回に同点としたが、直後の7回に2点を勝ち越された。9回には1死二、三塁と攻めたが、あと1本が出ず。同校にとっては09年以来9年ぶりの屈辱となった。

 気温35度を超える酷暑の中、実力校の挑戦を迎え撃つ難しい初戦となったが、持丸修一監督(70)は「雰囲気や暑さに負けたんじゃない。打っちゃいけないと言っていた低めの球に手を出し、打っていこうと言っていた高めの変化球を打ちなけりゃ負けるよね」と現実と向き合った。

 それでも「つらいとか悲しいって気持ちも起こらないで負けちゃったよ」。竜ケ崎一、藤代、常総学院と合わせ、計4校を甲子園出場に導いたことで知られる名将も、思わぬ早期敗退に落胆の色を隠せなかった。

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