【秋田】昨秋県4強の能代、14得点で大勝

スポーツ報知
5打数3安打3打点と大暴れの能代・小林日出

◆第100回全国高校野球選手権記念秋田大会第3日(15日・こまち)能代14―3大館国際情報学院

 昨秋県4強の能代が、2回戦で大館国際情報学院に14―3と圧勝した。

 能代は14日の1回戦・秋田中央戦(3―2)に続き、背番号11の佐藤洵士投手(2年)が先発。チームメートからボールを渡される際も帽子を取ってお辞儀をする「元々、腰が低い」2年生右腕は、2日連続の登板ながら、低めに集める丁寧な投球。味方の失策で3失点(自責0)は喫したが、3安打に抑えて完投勝利を収めた。打撃の方でも2本の長打を放つなど、4打数3安打4打点と貢献。「相手の投手が、このカウントからどんな球を投げるか考えて振ったら打てました」と笑顔を見せた。

 続く相手は150キロ右腕・吉田輝星(こうせい、3年)を擁する金足農(17日、こまち)。中1日で迎える大一番に向け、佐藤洵は「変に気張るとチームに迷惑をかけるので、自分らしいピッチングで抑えられたらいいなと思います」と低姿勢で静かに闘志を燃やした。

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