【山梨】帝京三・早河、ミス帳消しの決勝三塁打 初回、けん制死に「何としても取り返す」

2018年7月17日8時0分  スポーツ報知
  • 5回1死一塁、左越え適時三塁打を放った帝京三・早河

 ◆第100回全国高校野球選手権記念山梨大会▽3回戦 帝京三6―1身延(16日・山日YBS)

 3回戦2試合が行われ、8強が出そろった。帝京三は2番・早河洋(ひろ、3年)が5回1死一塁、勝ち越しの左越え適時三塁打。初回牽制死のミスを挽回した。18日から準々決勝が行われ、順調に日程が進めば22日に決勝戦が行われる。

 帝京三が集中打で一気に勝負を決めた。1点を先制され、身延の先発・中込泰星を打ちあぐねて暗い雰囲気が漂う中で迎えた5回。早河のバットが火を噴いた。この回から登板した2番手・小林直輝を攻め、相手の失策で同点に追いついた直後の1死一塁、左越え適時三塁打を放った。塁上で右拳を突き上げた早河は「ここで逆転しようという思いだった」と笑顔を見せた。打線はこの回、5安打5点を挙げた。

 名誉挽回の一打だった。早河は初回にチーム初安打の左越え二塁打を放ったが、けん制死でチャンスを潰した。その後、打線がつながらず4回まで無得点。「自分のせいで嫌な雰囲気になった」と早河。それだけに「何としても取り返す」と強い気持ちで打席に立ち、言葉通りに暗いムードを吹き飛ばした。

 稲元智監督(45)との“特訓”も実を結んだ。普段からトスバッティングで指導を受けているが、軟投派の中込がいる身延に相手が決まってから「この3日間は体を開かない練習をさせた」と指揮官。「1、2番は打てないコンビですけど」と冗談を交えながらも「意識付けは彼らなりにやっていたんでしょう」と目を細めた。これで3季連続の8強入り。ただ、ナインをまとめる東小橋川(ありこばしがわ)大主将は「走塁など課題もあったので、改善して次に臨みたい」と日川戦に向け、気を引き締め直した。(三須 慶太)

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