【南北海道】春夏連続甲子園へ、駒大苫小牧が冷や汗発進…９回に大槻主将が決勝のセーフティーバント

◆第１００回全国高校野球選手権記念南北海道大会　▽１回戦　駒大苫小牧３―２札幌白石（１７日・札幌円山）

　２季連続の甲子園出場を狙う駒大苫小牧が札幌白石に３―２で辛勝し、冷や汗発進で８強進出を決めた。

　２―２の同点で迎えた９回。２死三塁から主将の大槻龍城（りゅうじょう）二塁手が一塁前方に相手の意表を突くセーフティーバント。間一髪でセーフとなり、これが決勝打となった。この日は３安打２打点、守備でも再三の好守でチームを引っ張り、「何としても点を取りたかった。ここで優勝しないと甲子園はない。１球１球に気持ちを込めて戦いたい」と表情を引き締めた。

　次戦は１９日、４強進出を懸けて、南大会３連覇中の北海と対戦する。