早実・野村2発も猛追及ばず4回戦敗退

スポーツ報知
5回のピンチを切り抜けほえる早実・野村

◆第100回全国高校野球選手権記念西東京大会▽4回戦 八王子学園八王子7―6早実(17日・ダイワハウススタジアム八王子)

 春夏50度の甲子園出場を誇る早実が、4回戦で八王子学園八王子に敗れた。

 早実は初回に先取点を与えると、1―2の5回1死一、二塁から、エース右腕・雪山幹太(3年)を3番手で投入。この回は無失点で切り抜けたが、6回に4点を失い、1―6とリードを広げられた。

 打線は5点を追う7回から猛追を開始。

 2死一塁から、プロ注目スラッガーの3番・野村大樹三塁手(3年)が、左翼へ高校通算67号2ラン。4番の生沼弥真人右翼手(2年)も、左越えソロで続いた。

 2者連続アーチで2点差まで詰め寄ったが、8回に痛恨の1失点。9回には、野村が2打席連続となる68号2ランを放つ意地を見せたが、及ばなかった。

 夏の同カードでの対戦は、清宮(現日本ハム)が入学した15年から4年連続。15年準々決勝は早実が11―4。16年準々決勝は、八王子学園八王子が6―4で雪辱。17年準決勝は、清宮の本塁打などで、早実が4―1で勝利していた。

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