【石川】必見!鵬学園・踊る三塁コーチャー長田裕也のコミカルなルーチンとその流儀

スポーツ報知
(左上から時計回りで)〈1〉ベンチから猛ダッシュ〈2〉コーチスボックスを通り過ぎ〈3〉外野の芝生で風確認〈4〉大きく深呼吸〈5〉なぜか祈り〈6〉コーチスボックスで直立不動

◆第100回全国高校野球選手権記念石川大会▽2回戦 鵬学園10―0輪島=6回コールド=(17日・石川県立)

 2回戦の残り2試合が行われ、鵬学園が輪島に10―0で6回コールド勝ち、3年ぶりの3回戦進出を決めた。

 “踊る三塁コーチャー”が、鵬学園打線を盛り上げた。背番号15の長田裕也内野手(3年)には、コミカルなルーチンがある。

 ベンチから出ると「右足でラインを越えると決めている」と大きくスキップしてコーチスボックスを通過。外野の芝生を投げて風向きを見て、外野席の旗で上空の風もチェック。その後は大きく深呼吸し、コーチスボックスの手前で胸に手を当て「自分の声をグラウンドにとどろかせよう」と祈ってから“仕事場”に入る。

 1年秋から三塁コーチャー一筋。「自分が声を出すことでチームの雰囲気もよくなる」というムードメーカーは、「甲子園に行きたい。目標は日本一のサードコーチャーになることです」と夢を語った。(勝田 成紀)

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