【秋田】明桜が延長11回、山口のサヨナラ適時打で準々決勝進出

スポーツ報知
延長11回無死一、三塁から右越えのサヨナラ適時打を放った明桜・山口

◆第100回全国高校野球選手権記念秋田大会▽3回戦 明桜2x―1横手=延長11回=(18日・こまち)

 3回戦で昨年王者の明桜が横手に延長11回、2―1でサヨナラ勝ち。準々決勝(21日)に進んだ。明桜は「4番・左翼」で出場した山口航輝主将(3年)が1点を先取されて迎えた2回に左翼へ同点弾を放ったが、その後は相手の原陸投手に安打すら打てない苦しい展開。その中で2番手として8回から登板した左腕・小西輝(ひかる、3年)が自己最速139キロをマークするなど直球がさえ、4回を無安打8奪三振とパーフェクトな投球。チームにリズムを作り、延長11回無死一、三塁からの山口のサヨナラ適時打につなげた。

 攻撃では9回1死二、三塁から浅い左飛に倒れたが「きょうは投手で頑張る日だと思えたので逆に良かったかもしれない」と笑み。輿石重弘監督からも「春から夏にかけて、一番成長した」と太鼓判を押された背番号9は「あと3試合ある。甲子園に行けるように投球でしっかり引っ張っていきたい。できれば最速はあと1キロ(140キロ)更新したい」と誓った。

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