【宮城】仙台育英、再出発のコールド発進

スポーツ報知
初回に右前安打を放ち、敵失に乗じて一気に本塁を陥れた仙台育英・熊谷

◆第100回全校高校野球選手権記念宮城大会 ▽2回戦 仙台育英8-1気仙沼向洋=7回コールド=(19日、宮城・石巻市民球場)

 昨年10月の東北大会以来の公式戦となった仙台育英が、気仙沼向洋に8―1で7回コールド勝ちした。

 仙台育英は、昨年12月に部員の飲酒・喫煙が発覚し、6か月間の対外試合禁止の処分を受けた。今春の地区大会は出場できず、6月に練習試合を解禁。甲子園行きが懸かる今大会が、約9か月ぶりの公式戦だった。

 初回、先頭の熊谷大貴外野手が右前安打を放ち、相手野手が後逸すると、一挙に生還(安打と敵失)。さらに鈴木佳祐内野手、斎藤康志外野手(いずれも3年)、小濃塁外野手(2年)へと続く4連打など、この回計6安打で4点先行した。2、3回にも1点ずつ追加し、7回に2点を奪ってコールド勝ちした。。

 投手陣は、先発の田中星流投手(3年)が3イニングを投げ、5連続を含む7奪三振で無安打投球。大山樹、小関遥翔(いずれも3年)のリリーフ陣も好投し、相手の反撃を1点に抑えた。

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