【宮城】仙台育英、田中が3回7K“パーフェク投”

スポーツ報知
先発し、3回を無安打7奪三振の快投をみせた仙台育英・田中

◆第100回全国高校野球選手権記念宮城大会▽2回戦 仙台育英8―1気仙沼向洋=7回コールド=(19日・石巻市民)

 宮城では仙台育英が6月の対外試合禁止処分明け後、初の公式戦となる2回戦で気仙沼向洋に8―1で7回コールド勝ちした。

 仙台育英の背番号1・田中星流(せりゅう)投手(3年)が、圧巻の投球を見せた。先発で3回を投げ、1人の走者も出さない“パーフェクト”。MAX143キロの直球とカットボール、カーブを駆使し、1回1死から2回終了時までの5者連続を含む7三振を奪った。

 「(久々の公式戦で)緊張したけど、それを超えて打者に向かっていくことを心掛けた」と田中。須江航監督(35)も「これまで気持ちは決して強くない子だったけど、グイグイとストレートで押して、頼もしかった」と称えた。

 また、この日は大山樹、小関遥翔(いずれも3年)もリリーフ登板し、3投手で1失点(自責点0)。今大会の仙台育英は、計5人の投手で猛暑を乗り切る算段だ。

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