【南大阪】初芝立命館、木元ツインズで16強

スポーツ報知
双子で活躍しガッツポーズする初芝立命館・兄の木元康友(右)と弟の康允

◆第100回全国高校野球選手権記念南大阪大会 ▽3回戦 初芝立命館10―0泉陽(21日)

 木元ツインズの活躍で、初芝立命館が16強入りした。兄で遊撃手の康友は、2回の先制二塁打など2安打1打点。弟の康允(ともに3年)は先発で5回1安打無失点と好投した。兄は「投手を少しでも助けようと、打ち勝てたのは大きい」と弟思いの一面をのぞかせた。

 二卵性双生児で小、中学生時代はバッテリーを組んだ。「違う高校に入ると試合とかで親の負担になるので、家から通える強い高校」と、あうんの呼吸で初芝立命館に進学した。身長175センチ、体重70キロ、右投右打、好きな女優は有村架純。汗をぬぐったり、会話で突っ込むタイミングも同じだという。

 弟は兄を「チームを引っ張ってくれるし、盛り上げてくれる」と評した。甲子園出場は前身の初芝時代の1975年春の1度だけ。春季大阪大会ベスト4の強豪が、混戦の南大阪大会から夏の甲子園初出場を目指す。(亮)

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