【富山】石動、村上3号実らず4強で散る…40年ぶり夏の甲子園ならず
スポーツ報知
◆第100回全国高校野球選手権記念富山大会▽準決勝 富山第一6―4石動(23日・富山市民)
35年ぶりの準決勝に進出した石動(いするぎ)が、2013年夏甲子園8強の富山第一に逆転負けを喫し、40年ぶりの夏の甲子園出場はならなかった。
3回に2点を先制したが、エース右腕・村上貴紀(3年)は、その裏すぐに追い付かれると、4回と5回に2点ずつ失った。
6回以降は粘り強くゼロに抑え、8回には4番として左翼へ自身大会3号となるソロ本塁打。チームは3点を追う9回、無死満塁のチャンスを作り、併殺打の間に1点を返したが、反撃もここまで。ノーシードから、準々決勝で今春センバツ出場の富山商を撃破するなど快進撃を見せたが、4強でストップした。
村上は、大会3発については「練習試合でもなかなか打てなかったので、うれしいです」と喜んだが、高校最後の夏が終わり、悔しそうだった。