【南北海道】5年ぶり夏の甲子園出場の北照“半袖禁止”で再始動

スポーツ報知
全校生徒を前に南北海道大会優勝を報告する北照ナイン

 全国高校野球選手権(8月2日抽選、5日開幕・甲子園)に出場する南北海道代表の北照は23日、同校で優勝報告会を行った。午後は全体練習も行い、全国舞台へ向け再スタートを切った。

 22日に行われた駒大苫小牧との決勝戦(15〇2)から一夜明け、ナインは全校生徒に優勝を報告。主将の三浦響捕手(3年)が「甲子園でも良い準備をして全力で戦いたい。最後まで応援よろしくお願いします」とあいさつすると、温かい拍手がわき起こった。

 午後からは早速、練習を再開。主力選手は、軽めのメニューで疲労回復に努めた。練習前のミーティングでは、上林弘樹監督(39)が“半袖禁止令”を出した。指揮官は「40度近いところもある。気候が全然違う。関西の暑さ対策を始めないといけない」と意図を説明。この日の小樽市内の最高気温は20度を下回り、日陰に入れば、半袖では肌寒いほどだった。

 月末には関西入りする予定で、三浦は「甲子園で勝つには野球以外のことが大切。暑いと思うが、慣れるはず。自信を持って泥臭くプレーしたい」と決意を口にした。

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