大阪桐蔭・藤原の打球は「新幹線」 打たれた斉藤「自分の顔の横を通るようだった」

2018年8月14日5時55分  スポーツ報知
  • 8回2死三塁、大阪桐蔭・藤原が2ランを放つ(左は沖学園・斉藤=カメラ・石田 順平)
  • 大阪桐蔭の藤原&根尾比較

 ◆第100回全国高校野球選手権記念大会第9日 ▽2回戦 大阪桐蔭10―4沖学園(13日・甲子園)

 憧れるアーチスト級の放物線だった。4点リードの8回2死三塁、大阪桐蔭の藤原は、初球の外角直球をジャストミート。ソフトバンク・柳田のような打球が左翼席に吸い込まれた。「(人生で)逆方向へは2本目。完璧な当たりは初めて」と自賛した。通算30号。甲子園では、昨春センバツ決勝の履正社(大阪)戦で2発を放って以来、3本目だ。4回には左中間へ鋭い当たりの適時二塁打を放ち、打たれた沖学園の石橋幹に「自分の顔の横を新幹線が通るようだった」と言わしめた。

 昨秋の明治神宮大会準決勝・創成館(長崎)戦で、現チームは公式戦唯一の黒星を喫した。左腕の川原陸(3年)らに1安打に抑えられ、意識が変わった。「左投手のカーブ、スライダーに全く当たらなくて、簡単な打者だった。逆方向を意識し始めてから三振が減った。打撃のレベルが1つ上がった」と、練習の成果が表れた。根尾に対しては「(飛距離は)引っ張るだけなら自分だが、中堅から逆方向は根尾。打者としては負けたくない」とプライドをのぞかせた。

 大会前、父・史成(ふみあき)さん(43)から黄金バットが届けられた。「金メダルの1番を目指してほしい」との願いが込められた。「恥ずかしかったんで、最初は使わんとこうと思った」が、作新学院戦の途中で使い始めてから計7打数4安打4打点。甲子園では9試合連続安打&6試合連続打点で「金バットを使ってよかった」と父に感謝した。(伊井 亮一)

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