県大会メンバー外の常葉大菊川の代打・岡田が適時内野安打

◆第１００回全国高校野球選手権記念大会　第１０日　▽２回戦　常葉大菊川３―０日南学園（１４日・甲子園）

　常葉大菊川（静岡）の岡田竜汰外野手（３年）が、１点リードの６回２死三塁から代打で出場し、初球を遊撃へ適時内野安打。貴重な２点目を挙げ「チャンスだったので、結果は考えずに初球から振っていこうと思っていた」と興奮した様子で振り返った。

　下級生の時は「背番号７」も背負ったが、今夏県大会はスタンド応援。公式戦での打席は、昨春県大会以来だったという。それでも、初球をフルスイングする強心臓ぶりを披露し「（県大会でメンバーを外れて）悔しくて立ち直れなかったけど、甲子園を見据えて練習してきた。ベンチに入れるとは思っていなかった。空振りでもいいから、思い切っていくだけだった」と汗を拭った。