金足農・吉田9回に149キロ連発! 13奪三振で2戦連続完投勝利

スポーツ報知
2試合連続の2けたとなる13奪三振、6安打3失点完投で金足農に夏2勝目をもたらした今秋ドラフト候補右腕・吉田輝星(カメラ・泉 貫太)

◆第100回全国高校野球選手権記念大会 第10日 ▽2回戦 金足農6―3大垣日大(14日・甲子園)

 金足農(秋田)の吉田輝星(こうせい)投手(3年)が、3失点13奪三振で、2戦連続の完投勝利。07年夏の1回戦で敗れた大垣日大(岐阜)に雪辱し、23年ぶりの16強入りを決めた。

 同点の8回に5番・大友朝陽中堅手(3年)の左越えソロで勝ち越すと、直後のマウンドではギアチェンジ。3者連続で見逃し三振に仕留め、9回1死まで4者連続三振。9回には自己最速まであと1キロに迫る149キロを連発し、154球の熱投を見せた。

 右腕は「(9回は)スタンドからもざわめきが聞こえて、自分たちに流れを引き寄せられているなと思った。納得のいく、いいボールだった」と振り返った。

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