創志学園の150キロ右腕・西が2回戦で散る 9回2点リードを守れず

スポーツ報知
2回1死二、三塁、センターへ適時二塁打を放つ創志学園・金谷(捕手・品川)

◆第100回全国高校野球選手権記念大会第10日 ▽2回戦 下関国際5―4創志学園(15日・甲子園)

 創志学園の150キロ右腕・西純矢(2年)が、2点リードの9回に2安打2四死球などで3点を奪われ、逆転負け。中国勢対決に敗れ、2回戦で姿を消した。9四死球と制球に苦しみ、179球を投げて被安打はわずか3ながら、5点を失った。

 創志学園は2回、1死二、三塁から7番・金谷温宜中堅手(3年)の中堅右への2点二塁打などで3点を先制。中盤までに適時失策などで2点を失ったが、8回に1死満塁から内野ゴロの間に追加点を挙げた。

 だが、2点リードの9回、西は先頭から連続四死球を与えるなど無死満塁のピンチを招くと、暴投と8番・品川優人捕手(3年)の右前適時打で同点とされ、なお1死一、三塁から9番・佐本快一塁手(2年)に決勝の中犠飛を許した。

 西は1回戦(対創成館)で16奪三振完封。この日の西も最速148キロを計測して9三振を奪ったが、制球難に泣いた。

野球

×