下関国際、待球作戦で創志学園撃破 初16強 

スポーツ報知
9回2死二塁、創志学園最後の打者・金山を右飛に打ち取りガッツポーズする下関国際・鶴田(捕手・品川)

◆第100回全国高校野球選手権記念大会第11日 ▽2回戦 下関国際5―4創志学園(15日・甲子園)

 下関国際は待球作戦が実って、大会屈指の剛腕・西を攻略。春夏通じて初の16強入りを決めた。

 坂原秀尚監督(41)は「普通に打ちに行っても勝てない。5回までに100球を投げさせて終盤勝負」と指示。5回までに110球を投げさせて球筋を見極めると、2点を追う9回、西の制球難もあって2安打で3点を奪って逆転勝ちだ。昨秋、今春と練習試合で連敗していた格上を倒し、指揮官は「これしかなかった。よく選手が貫いてくれた」とナインをたたえた。

野球

×