高岡商・井林、イメージ通りの柿木撃ちで3戦連続安打も実らず涙

スポーツ報知
6回2死、高岡商・井林は大阪桐蔭・柿木から中前安打を放つ(捕手・小泉、カメラ・馬場 秀則)

◆第100回全国高校野球選手権記念大会第12日▽3回戦 大阪桐蔭3―1高岡商(16日・甲子園)

 2年連続19度目出場の高岡商(富山)は、大阪桐蔭(北大阪)に1―3で敗れ、71年ぶりの8強進出はならなかった。

 7番・井林泰雅(たいが)三塁手(2年)は、6回2死から中前打で出塁。大阪桐蔭の最速151キロ右腕・柿木蓮(3年)の144キロ直球をはじき返した。

 1回戦の佐賀商戦で先制弾を放ち、2回戦の佐久長聖戦では3安打の活躍。これで3試合連続安打となった。試合前の15日夜には寝る前に「柿木投手の直球を、各方向にヒットを打つイメージをした」と井林。151キロをはじき返すイメージ通りのヒットとなったが、2点を追う9回無死一塁では三振に倒れ「最後に自分の打撃ができなかった。もっと勝負強さを磨いて、信頼される打者になりたい」と涙を流し、来年へリベンジを誓った。

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