大阪桐蔭 今大会初先発の横川が5回1失点 柿木とのリレーで8強進出

スポーツ報知
今大会初先発で5回1失点と好投した大阪桐蔭・横川

◆第100回全国高校野球選手権記念大会第12日 ▽3回戦 大阪桐蔭3―1高岡商(16日・甲子園)

 大阪桐蔭のプロ注目コンビが4年ぶり8強の立役者になった。甲子園では、昨春センバツの静岡との2回戦以来、2度目の先発となった横川凱が5回3安打9奪三振1失点に抑えた。2回無死満塁を最少失点で切り抜け、「自分が投げてやるという気持ちで準備してきた。先発で踏ん張ることができた」と、身長190センチの左腕は充実感を漂わせた。

 1回戦後に宿舎で西谷監督の部屋をノックし、「2回戦で先発させてください!」と直訴した。最終的に、3回戦の先発マウンドに送り出した指揮官は「意地に懸けた。(高岡商は)左打者が多いし、『左で変化球でいった方が形が崩れるのでは?』とデータ班も言っていた」と明かした。

 6回から登板した柿木蓮は4回を2安打無失点。昨夏は仙台育英戦でサヨナラ打を浴びたが「経験を生かせて、ある意味、楽しめた」と胸を張った。

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