下関国際・鶴田、3連続完投…青×赤「長州魂ユニ」快進撃

スポーツ報知
初の8強入りを果たした下関国際ナインがアルプス席に挨拶に向かう

◆第100回全国高校野球選手権記念大会第13日 ▽3回戦 下関国際4―1木更津総合(17日・甲子園)

 破竹の勢いが止まらない。3季連続3度目の出場の今夏、待望の聖地初勝利を挙げた下関国際が一気に8強入り。エースで4番の鶴田克樹が9安打を浴びながらも、1失点で3試合連続完投。打っても8回に今大会初安打となる適時打で3点目をたたき出し「(ベスト8は)想定内。自分たちがやってきた結果が出ています」と胸を張った。

 甲子園で勝ち進むにつれて、ネット上では青と赤を基調とした色鮮やかなユニホームが話題を呼んでいる。往年のヤクルトを思わせるデザインだが、坂原秀尚監督(41)は「下関は明治維新の街で長州藩。情熱の赤です。青は海です。関門海峡とか」と説明。太く青いストライプを、両脇の細い赤で挟むというこだわりぶりだ。

 指揮官は「派手と言われることはありますね。賛否両論はあります」と言うが、ナインは「甲子園で活躍して、下関国際のユニホームを全国に広めよう」と結束。さらにアピールするためにも、次戦、日大三に全力で挑む。(伊藤 明日香)

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