日大三がノーノー危機から見事な逆転劇

スポーツ報知
9回2死三塁、日大三・日置がライトへ勝ち越しの適時打を放ち、一塁ベース上でガッツポーズ

◆第100回全国高校野球選手権記念大会第第14日 ▽準々決勝 日大三3―2下関国際(18日・甲子園)

 日大三(西東京)が、終盤の逆転劇で下関国際(山口)を3―2で下し、優勝した11年夏以来の4強入りを決めた。

 2点ビハインドで迎えた8回。無死二、三塁から9番・佐藤英雄(2年)の代打、高木翔己(3年)が2点中前適時打で同点。さらに2死三塁から、3番・日置航主将(3年)が一塁強襲の右前安打を放ち勝ち越した。

 3回から2番手で登板した左腕、河村唯人(3年)が7回を4安打10奪三振1失点の好救援。7回2死まで無安打が続いていた日大三が、逆転勝ちをおさめた。値千金の勝ち越し打を放った日置主将は「くらいついて打った。なんとか相手のグラブをはじいて、ヒットになってうれしかったです」と笑顔を見せた。

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