金足農・吉田、日大三戦は「野手が安心して守れるピッチングがしたいです」
スポーツ報知
◆第100回全国高校野球選手権記念大会第14日 ▽準々決勝 金足農3x―2近江(18日・甲子園)
金足農(秋田)が近江(滋賀)に3―2で逆転サヨナラ勝ち。チーム最高成績に並ぶ、1984年以来34年ぶりの4強入りを決めた。19日は休養日となり、20日の準決勝で日大三(西東京)と対戦する。
◆力投の吉田輝星に聞く
―9回表の守備の心境は?
「逆転できるって信じていたので。みんなで楽しんでやった」
―ピンチをしのいだあと、最終回の攻撃は、スタンドから手拍子が沸き起こった。
「球場のみんなが、応援歌に合わせて手拍子をしてくれて、自分たちのペースだなと思った」
―2回戦、3回戦は本塁打で勝利したが、この日は2ランスクイズを含めて、3点全てがスクイズ。
「きょうが金足の野球だと思います」
―チーム過去最高の4強に並んだ。
「自分たちの高校の史上最高に並んだのはうれしいけど、切り替えていきたい」
―地元・秋田はすごい盛り上がりだ
「知っています。秋田でも応援して下さる方々がいるので、自分たちはノビノビやろうと言っている。全力を出せた。支えてもらった恩返しが、だんだんできている」
―休養日を挟んで準決勝。強打の日大三(西東京)が相手だ。
「野手が安心して守れるピッチングがしたいです」