金足農・吉田輝星　強打の日大三撃破のカギは

◆第１００回全国高校野球選手権記念大会　休養日（１９日）

　金足農のエース右腕・吉田輝星（こうせい、３年）が１９日、大阪・守口市内の選手宿舎で取材に応じ、２０日の準決勝第１試合（午前１０時）で対戦する日大三（西東京）撃破に意欲を見せた。

　秋田県大会から全９試合で完投勝利を挙げている鉄腕は「疲れも残っていない。きょう投げろと言われれば、投げられる状態です。（日大三は）強打者がそろっている。（３回戦で対戦した）横浜戦のように、出来るだけ低めに集めたい。後半まで（接戦で）もっていければ、後半には自信がある。序盤、中盤で気を抜かないように頑張りたい」と意気込んだ。

　金足農は１８日の近江（滋賀）との準々決勝で、９回無死満塁から２ランスクイズで、奇跡的な逆転サヨナラ勝ち。初出場した１９８４年以来、３４年ぶりの４強入りを決めた。