済美 大阪桐蔭戦へ向けて調整「僕たちは挑戦者」

スポーツ報知
大阪桐蔭戦に向けて調整した済美のエース右腕・山口直哉

◆第100回全国高校野球選手権記念大会 休養日(19日)

 20日の準決勝で史上初の2度目の春夏連続を目指す大阪桐蔭と対戦する済美(愛媛)は19日、西宮市内のグラウンドでフリー打撃など約1時間半、軽く汗を流して調整した。

 エース右腕・山口直哉(3年)は県大会5試合43イニングを一人で投げ切り、甲子園でも3回戦まで414球、準々決勝の報徳学園(東兵庫)戦も救援で57球を投げた。右肩の張りを感じているため、この日の練習を早めに切り上げ、酵素浴で疲労回復に努めた。「大阪桐蔭は春の王者ですごく強い。僕たちは挑戦者なので、向かっていくつもりで逃げ腰にならず戦いたい」と気合を込めた。

 練習前には外野の芝生に座りミーティングを行った中矢太監督(44)は、「高校野球を引っ張っている大阪桐蔭と試合ができる。臆せず、思い切って自分たちの野球をやろうと伝えた」と話した。

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