大阪桐蔭・藤原、史上初の夏3度目アベック弾打つ

スポーツ報知

◆第100回全国高校野球選手権記念大会

 20日に済美(愛媛)との準決勝を控えた19日、大阪桐蔭は大阪・大東市内の同校グラウンドでフリー打撃など、約3時間の練習を行った。

 今秋ドラフト1位候補の藤原恭大外野手(3年)は、フリー打撃で2本の場外弾を放ち、好調ぶりをアピール。チームを引っ張る4番は「調子が上がってきている。明日につながる打撃ができた」と、今大会最後の練習に充実感を漂わせた。

 甲子園での通算本塁打は、大阪桐蔭最多タイの5本。平田良介(中日)、森友哉(西武)と肩を並べた。「森さんにはかなわない」と謙遜したが、今大会は3本塁打をマークしており、桑田真澄(PL学園)、元木大介(上宮)、中村奨成(広陵)と並ぶ通算6本塁打に到達する可能性は十分ある。

 同じドラフト候補1位の根尾昂内野手(3年)とそろって本塁打を放てば、史上初の夏3度目アベック弾となる。「チームが勝てるように、2人で打線を引っ張りたい。それが結果的にホームランになればいいですけどね」と自然体で臨む構えだ。

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