大阪桐蔭、逆転勝利で済美を撃破 史上初の2度目の春夏連覇に王手
スポーツ報知
◆第100回全国高校野球選手権記念大会第15日 ▽準決勝 大阪桐蔭5-2済美(20日・甲子園)
史上初の2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭(北大阪)が済美(愛媛)に逆転勝ちし、前回優勝した2014年以来4年ぶりの決勝進出を決めた。
大阪桐蔭は2回に済美に先制を許したが、4回に山田健太二塁手(3年)の左前への適時打や、相手の暴投で勝ち越しに成功。5回にも石川瑞貴一塁手(3年)の中前への2点打など打者一巡の攻撃で3点を追加した。投げてはエースの柿木蓮投手(3年)が9回7安打2失点で完投した。21日の決勝戦では金足農(秋田)と対戦する。
14年ぶりの決勝進出を狙った済美は、エースの山口直哉投手(3年)が要所で粘れなかった。それでも5回1死一、二塁のピンチでは、ドラフト1位候補の藤原恭大中堅手(3年)を3球三振に斬るなど、力のこもった投球で最後まで聖地を沸かせた。