大阪桐蔭、打線爆発5回一挙6点 金足農・吉田は12失点で今大会初めてマウンド譲る

スポーツ報知
6回から右翼の守備についた金足農・吉田 (カメラ・馬場 秀則)

◆第100回全国高校野球選手権記念大会第16日 ▽決勝 金足農―大阪桐蔭(21日・甲子園)

 史上初の2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭打線が、とうとう火を噴いた。

 5点リードで迎えた5回、先頭の今秋ドラフト1位候補・藤原恭大中堅手(3年)が右前打で出塁すると、続く根尾昂遊撃手(3年)が金足農・吉田の140キロの直球をバックスクリーンまで運ぶ特大弾。その後も打者一巡の猛攻で吉田に襲いかかり、この回一挙6点を挙げ12―1と東北勢甲子園初制覇を目指す金足農を大きく引き離した。吉田は5回132球12安打12失点。6回から2番手・打川が登板。今大会5試合連続完投勝ちの吉田は、右翼の守備につき、初めてマウンドを譲った。

野球

×