常葉大菊川から奈良間と根来が高校野球日本代表入り

スポーツ報知
4番として菊川打線を引っ張った根来

 日本高野連は21日、日本高校代表メンバー18人を発表。今夏の甲子園ベスト16入りした常葉大菊川(静岡)から奈良間大己遊撃手と、根来龍真捕手(共に3年)が選出された。

 奈良間は7月の選手権静岡大会で22打数18安打、8割1分8厘という高打率を記録して2年ぶりの優勝に貢献。甲子園では13打数4安打だったが、1回戦で本塁打、3回戦では三塁打を放ち、長打力を見せつけた。2回戦では4併殺の起点になるなど、守備も目立っていた。

 この日、菊川市内の野球部グラウンドで後輩たちと汗を流した奈良間は、午後6時過ぎに吉報を耳にして「うれしいです」と笑顔。後輩たちに祝福され「守備と走塁をアピールしたい。すごい選手がたくさんいるので、いろいろと聞き出したい」と意気込んだ。

 また、菊川で4番を務めて奈良間同様に初の日本代表入りを果たした根来も「自分のいいところ、守備力を出したい」と話した。高校日本代表は9月3日から宮崎県で開かれるU18アジア選手権に出場する。

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