北照・桃枝、サイド転向1か月で4回無安打0封「勢いづける試合ができてよかった」

2018年9月13日5時55分  スポーツ報知
  • 4回を無安打無失点に封じた北照・桃枝

 ◆秋季全道高校野球小樽地区予選 ▽2回戦 北照11―0岩内=5回コールド=(12日・小樽桜ケ丘)

 釧根、北見が開幕し9地区で28試合が行われた。小樽地区は今夏の甲子園に出場した北照が、11―0で岩内に5回コールド発進。公式戦初先発のサイド右腕・桃枝(もものえ)丈(2年)が、4回を無安打無失点と好投した。

 北照の新エースが、あいさつ代わりの快投を見せた。先発のサイド右腕・桃枝が4回を無安打無失点。3四死球を与えたが、最速136キロの直球に鋭いスライダーを交ぜ、三塁を踏ませない。甲子園帰りの新チームに1勝をもたらし「緊張したが、勢いづける試合ができてよかった」と笑みをこぼした。

 先輩の姿を追うように思い切った。8月中旬。上林弘樹監督(39)の助言もあり、投球フォームを上手から横手に変えた。「最初はうまく投げられなかった」が、1日置きに100球近く投げ込み秋に間に合わせた。ベース両角にはペットボトルを立て制球を磨いた。前エースの左腕・原田桂吾(3年)もサイドに転向し開花しており、ナチュラルシュートする直球での内角攻めの有効性など、多くの助言を受けている。「変化球は切れるし、内角で詰まらせられる」。まだ転向1か月だが、早くも手応えをつかんでいる。

 3年生は引退後も練習に参加。実戦不足を補うため、紅白戦の相手を務める。当初は「バコバコに打たれた」というが、大会直前の紅白戦では4回無失点。甲子園メンバーを相手に好投し、自信も深めた。「毎日成長している。原田さんを超せるような投手になりたい」。最高の手本を間近で見てきた右腕が、力強くバトンを受け継いだ。(宮崎 亮太)

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