金沢泉丘「大きな自信」王者・航空石川を撃破

スポーツ報知
日本航空石川打線を3回1安打無失点に抑えた金沢泉丘・海口

◆秋季高校野球石川県大会 ▽2回戦 金沢泉丘5―4日本航空石川(15日・弁慶)

 石川は2回戦5試合が行われ、七尾東雲が9回に5点差をひっくり返し、6―5で金沢工に逆転サヨナラ勝ちした。同点とした2死二、三塁から、代打の谷口陽治内野手(2年)が左前にサヨナラ打を放った。雨のため、石川の2回戦1試合と富山の1回戦4試合が16日に延期となった。

 石川は2回戦5試合が行われ、七尾東雲が9回に5点差をひっくり返し、6―5で金沢工に逆転サヨナラ勝ちした。同点とした2死二、三塁から、代打の谷口陽治内野手(2年)が左前にサヨナラ打を放った。富山は1回戦5試合が行われ、部員11人の呉羽が4―3で片山学園に逆転勝利。三塁手兼投手の右腕、半田倭斗(やまと、1年)が9回途中まで4安打、3失点と力投。スタメン6人が守備位置を変えながら勝利を収めた。雨のため、石川の2回戦1試合と富山の1回戦4試合が16日に延期となった。

 金沢泉丘が、今春のセンバツ8強の日本航空石川に5―4で競り勝った。3―4とリードされた7回表に2番・中嶋立樹遊撃手(2年)の中前打で同点とすると、2死一、三塁から4番・高木泰成左翼手(2年)の左前打で勝ち越しに成功。その裏からマウンドに上がったエース右腕・海口叶大(かなた、2年)が、強打が持ち味の航空打線を3回1安打無失点に抑えた。

 昨夏の石川、昨秋の北信越を制した王者を破り、寺口結監督(31)は「大きな自信になると思う」と話した。主将の中林弘貴捕手(2年)も「自分たちは乗ったらいけるチーム。これからもやるべきことをしっかりやって勝ちたい」と力強く語った。昨秋から背番号1を背負う海口は「石川県のトップになるために練習してきたので、この1勝は通過点」と強調し、「県でも一番のピッチャーになりたい」とさらなる高みを見据えた。

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