ロッテ石川の母校・滑川が初戦突破 石橋2失点完投…高校野球秋季富山大会

スポーツ報知
2失点完投の滑川・石橋

◆高校野球秋季富山県大会▽1回戦 滑川5―2小杉(16日、高岡城光寺)

 滑川が小杉を5―2で下し、初戦を突破した。

 エース左腕の石橋要明(かなめ、2年)が7安打2失点完投。3番打者としても2安打を放ち、投打に活躍した。

 初回に2点を先制し、一度も追い付かれることなく逃げ切り、石橋は「先制して、しっかり守り切れたのは良かった。打たせて取る投球ができた」と手応えを口にした。

 直球の最速は「恥ずかしいので秘密です」と明かさなかったが、キレのあるボールをコーナーに投げ分けた。6三振を奪い「外角の直球とチェンジアップが良かった」と振り返った。

 山田博敏監督(56)は「石橋が粘り強く投げてくれた。期待通りです。(秋の大会は)一戦一戦勝ち抜いて、一試合でも多く戦いたい」とエースをたたえた。

 憧れの投手にはOBのロッテ・石川歩投手(30)を挙げ「たとえ打たれても、淡々と投げるところがすごい。自分にまだまだ足りない部分なので尊敬しています」と石橋。2回戦は17日に行われ、連戦となるが「また次も先制して、しっかり守って勝ちたい。目標は優勝です!」と、石川先輩に良い知らせを届けるつもりだ。

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