星稜、7回コールドで8強進出…県内公式戦62イニング連続無失点に

スポーツ報知
6回を1安打無失点に抑えた星稜・寺沢

◆秋季高校野球石川県大会 ▽3回戦 星稜8―0野々市明倫=7回コールド=(17日・石川県立野球場)

 3季連続の甲子園出場を目指す星稜が、春の石川県大会決勝から続く県内公式戦連続無失点記録を8試合、62イニングに伸ばした。

 先発した2年生左腕・寺沢孝多が6回を1安打無失点に抑えると、7回は甲子園で143キロを記録した1年生右腕・寺西成騎が1安打無失点で締めくくった。寺沢は「守りに助けられている部分もあるが、0点に抑えているのはいいこと。(無失点記録を)続けられるところは続けていきたい」と意欲を述べた。

 U18日本代表に2年生でただ1人選出された最速150キロ右腕・奥川恭伸は今大会でまだ登板していないが、5番・右翼手で先発出場。2回に右翼線際に二塁打、4回2死二、三塁では右前適時打を放ち、バットで勝利に貢献した。

 新チームは「全国制覇」を目標に掲げている。林和成監督(43)は「打線がもうひとつ機能していないのが課題。昨年よりもチームの完成度は高いが、力はまだまだ出し切れていない。全国制覇を目指しているので、神宮大会に出て、まずは1つ(タイトルを)取りたい」と話した。

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