高岡商、8強 甲子園スタメンカルテットそろい踏み…富山県大会

スポーツ報知
2回に右翼線へ適時二塁打を放った高岡商・井林

◆秋季高校野球富山県大会 ▽3回戦 高岡商11―0石動=5回コールド(19日・県営富山)

 今夏甲子園16強の高岡商が、県4強の石動に11―0の5回コールドで大勝。22日の不二越工との準々決勝に駒を進めた。

 甲子園でスタメン出場した2年生4人組がそろって活躍した。新主将の1番・森田朝陽左翼手が3打数2安打、甲子園では本塁打も放った2番・井林泰雅遊撃手は1打数1安打1打点、3番・石黒優希右翼手は3打数1安打1打点、4番・堀裕貴中堅手は3打数3安打3打点と、好調をアピールした。

 投打がかみ合っての大勝に、吉田真監督(35)は「生徒たちが集中していた」とナインをたたえた。1~4番の上位打線については「甲子園を経験した4人には期待している」とし、「あまり打順は関係ないが、きょうはよく打線がつながった」と振り返った。

 春夏連覇を達成した大阪桐蔭(北大阪)と3回戦で対戦し、1―3で敗れた。大阪桐蔭・柿木蓮(3年)からヒットを放つなど聖地で経験を積んだ堀は「すごく自信になっている」と話した。

 この日の3安打は全て長打(二塁打2本、三塁打1本)とパワーを発揮した新主砲は、県大会と北信越大会での優勝を目標に掲げ、「甲子園に戻ります!」と来春のセンバツ出場を誓った。

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