高岡商4強 4回に打者17人10安打13得点…高校野球富山大会

スポーツ報知
豪快なスイングを見せた高岡商の4番・堀

◆秋季高校野球富山県大会 ▽準々決勝 高岡商14―2不二越工=5回コールド(22日・高岡城光寺)

 今夏甲子園16強の高岡商が、不二越工に逆転勝ちで4強に進出した。

 1―2の4回に打線が爆発。同点とし、甲子園から1番を務める主将の森田朝陽左翼手(2年)が決勝の左越え二塁打を放つともう止まらない。犠飛と四球をはさんで8打数連続ヒット。この回、打者17人で10安打13得点と、あと少しで打者二巡という猛攻で試合を決めた。

 森田主将は4打数2安打2打点、甲子園で本塁打も放った2番・井林泰雅遊撃手(2年)は2打数1安打3打点、3番・石黒優希右翼手(2年)は4打数2安打2打点、4番・堀裕貴中堅手(2年)は3打数1安打1打点と、聖地を経験した上位打線がそろって活躍。石黒は「自分たち甲子園を経験したメンバーが、しっかりチームを引っ張っていきたい」と自覚を口にした。

 この日は下位打線がチャンスを作っただけに、吉田真監督(35)は「野球は何が起こるか分からないですね」と打線爆発に驚きつつ、「下位から上位にしっかりつなげたのが良かった」と目を細めていた。

 23日の準決勝では富山東と対戦する。

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