青森山田、4年連続23度目の東北大会出場 準決勝コールド負けから“復活”

スポーツ報知
力投する青森山田・小牟田。5回2安打6奪三振無失点の快投

◆秋季高校野球青森県大会 ▽3位決定戦 青森山田15―0八戸工=5回コールド=(23日・はるか夢)

 青森山田が3位決定戦で八戸工に15安打を浴びせて15―0のコールド勝ち。4年連続23度目の東北大会出場を決めた。

 先発の1年生右腕・小牟田龍宝が快投で、前日の悪夢を振りはらった。22日の準決勝では八戸学院光星戦では17―1の5回コールド負け。「エースの堀田さんは打ち込まれて落ち込んでいた…。今日の先発を任され、1年生らしく思い切りいこうと思った」と、5回2安打6奪三振無失点。最速141キロの直球を軸に、堂々としたマウンドさばきで先輩たちを鼓舞した。

 スタメン唯一の1年生に負けじと打線も奮起した。1回に2点を先制し、4―0の2回1死満塁、初回に先制打を放った4番・山本海翔(2年)は、2ボール2ストライクから意表をつくスクイズを決めて追加点。この回打者12人の猛攻で7点を奪い9―0と試合を決定づけた。4回にも6点を奪って15―0。小牟田も散発の2安打に抑え反撃の機会を与えなかった。(小林 泰斗)

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