高岡商の4番・堀、高校通算10号劇的2ランなど投打に大活躍

2018年9月24日6時55分  スポーツ報知
  • 延長10回、右翼へ逆転サヨナラ2ランを放った高岡商・堀

 ◆秋季高校野球富山県大会 ▽準決勝 高岡商9x―8富山東=延長10回(23日・県営富山)

 準決勝2試合が行われ、高岡商が4年連続26度目、富山第一が2年ぶり12度目の秋季北信越大会出場(新潟、10月13日開幕)を決めた。高岡商は4番・堀裕貴中堅手が、投打に大活躍。5回途中から好リリーフすれば、延長10回には右越え逆転サヨナラ2ランを放ち、9―8で富山東を下した。富山第一は12―2の6回コールドで高岡第一に大勝した。決勝は25日13時、3位決定戦は同9時から県営富山野球場で行われる。

 高岡商の主砲・堀が、劇的なサヨナラ2ランで、試合を決めた。10回1死一塁。内角への甘いスライダーを迷わずフルスイング。「リードされてたけど、不安はなかった。自分ならランナーをかえせると思っていた」と堀。打球は高い放物線を描き、フェンスに激突した右翼手を越えて芝生席に飛び込んだ。高校通算10本塁打となり、仲間と喜びを大爆発させた。

 富山県最速右腕としてもベールを脱いだ。甲子園から帰って、2度目の練習で自己最速141キロをマークしたという。この日は5回無死二、三塁のピンチで緊急登板したが、プレッシャーは全くなし。「ストレートで押した。気迫を出していきました」。1球ごとに気勢を上げながら、伸びのある速球で圧倒。5回から7回にかけては、なんと5者連続の三振を奪った。

 筋肉ムキムキで、チームトップのパワーを誇る。遠投は110メートル、握力は右68キロ、左62キロをマーク。中堅手として活躍してきたが、新チームから本格的に投手の練習を開始した。「上半身の筋肉が投球の邪魔になる。筋肉を落とすため、トレーニングはしていません」。試行錯誤しながら、先輩から投球フォームを教わり、変化球も習得。準々決勝で投手デビューを果たし、この日は6イニングで3安打9三振3失点と力投した。

 「北信越が決まって、目標の日本一に近づけた。球速は150キロまで伸びると思います」と堀。可能性を広げる大黒柱が、投打にさらなる成長を目指す。(中田 康博)

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