高岡商、石黒&井林弾も県大会連勝15でストップ…高校野球秋季富山大会

スポーツ報知
3回に右翼へソロ本塁打を放った高岡商・石黒(右)

◆秋季高校野球富山県大会 ▽決勝 富山第一10―6高岡商(25日・県営富山)

 今夏甲子園16強の高岡商が、富山第一に逆転負け。2年ぶり17度目の優勝はならなかった。

 昨秋の県大会準決勝で富山商に敗れ、3位決定戦に勝利して以降、今春、今夏と県大会で5勝ずつ挙げて連覇し、今秋の大会は4勝して決勝に進出。県大会15連勝中だったが、今夏の決勝で倒した富山第一にリベンジを許した。

 試合は1―1の3回、甲子園でもクリーンアップの5番を務めた3番・石黒優希一塁手(2年)が右翼へ勝ち越しソロ。しかし、4回に一気に5点を奪われ逆転されると、5点を追う9回には甲子園でも本塁打を放った2番・井林泰雅遊撃手(2年)が、右翼へ準決勝に続いて2戦連発となるアーチをかけたが、反撃及ばなかった。

 13安打6得点も、富山第一の強力打線に17安打を浴び、10失点と打ち込まれた。

 ミスもあったことから、吉田真監督(35)は「こんなに悔しい負けは久しぶり。自滅です」と振り返った。

 高岡商は、富山2位で北信越大会(10月13日開幕・新潟)に出場。2季連続の甲子園出場を目指す。

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