【大阪】大阪桐蔭が薄氷の勝利で近畿大会出場に王手 延長11回で関大北陽に競り勝ち公式戦35連勝

スポーツ報知
延長11回2死一、三塁、勝ち越しの右前適時打を放つ大阪桐蔭の代打・薮井

◆秋季大阪府大会 ▽準々決勝 大阪桐蔭11―9関大北陽=延長11回=(11日・万博球場)

 史上初のセンバツ3連覇と3季連続の甲子園優勝を目指す大阪桐蔭が延長11回の末に関大北陽に競り勝ち、4強入りを決めた。

 9回に2点差を追いつかれたものの、9―9の延長11回に代打・薮井駿之裕(1年)の右前適時打で勝ち越し、柳本直輝左翼手(2年)の適時二塁打で加点した。公式戦の連勝を2018年は無敗の35に伸ばし、近畿大会(20日開幕・ほっと神戸)出場まであと1勝とした。

 殊勲打の薮井は「バットの先だったけど、結果的にいいところに飛んでくれた」と公式戦初打席初安打に喜びをかみしめた。西谷浩一監督(49)は「負けていてもおかしくない試合だった。もう一度しっかりやりたい」と留飲を下げた。

 大阪桐蔭は初回、西野力矢一塁手(1年)の適時二塁打と山田優太三塁手(2年)の左犠飛で2点を先制。その裏に逆転されたが、3回に山田の左犠飛で追いつくと、4回に宮本涼太二塁手(2年)の適時三塁打、西野の中前タイムリー、船曳烈士右翼手(1年)の適時三塁打などで4点を勝ち越した。

 4回に1点差に詰め寄られたものの、6回に船曳が2試合連続となる左越え2ランを放った。西野は4安打2打点で、1年生が活躍した。

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