【大阪】大阪桐蔭が履正社に敗戦 府6大会連続Vならず 公式戦の連勝は36でストップ

スポーツ報知
6回の攻撃前に円陣を組んで選手に指示を出す大阪桐蔭・西谷監督

◆秋季大阪府大会 ▽決勝 履正社5―2大阪桐蔭(14日・大阪シティ信用金庫スタジアム)

 史上初のセンバツ3連覇と3季連続優勝を目指す大阪桐蔭が履正社に敗れ、昨春からの大阪府6大会連続優勝を逃した。先発の新井雅之(2年)が3回5失点で降板。打線も2得点に終わった。

 西谷浩一監督(49)は「(選手には)負けをしっかり受け止めよう、と言った。発展途上の段階なので、近畿大会まで行けるので、来年につながるようにやりたい」と、20日開幕の近畿大会(ほっと神戸)での巻き返しを誓った。

 史上初となる2度目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭は、今秋ドラフト1位候補の根尾昂内野手、藤原恭大外野手(ともに3年)らを中心に、昨秋の大阪府大会と近畿大会、今春の大阪府大会と近畿大会、今夏の北大阪大会と今月の国体(準決勝進出4校が1位扱い)を合わせて8冠を達成。今年は公式戦初黒星を喫し、連勝は36で止まった。

 また、2016年大阪府大会準決勝で履正社に敗れてから、府内での公式戦は44連勝中だったが、この記録もストップした。指揮官は「チームが変わっているので、このチームはこのチームで連勝がどうとかは自分たちは何もない」と、淡々と振り返った。

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