大阪桐蔭、連勝36で止まる…根尾ら応援も335日ぶりに黒星

スポーツ報知
6回の攻撃前に円陣を組んで選手に指示を出す大阪桐蔭・西谷監督

◆秋季大阪府大会 ▽決勝 履正社5―2大阪桐蔭(14日・大阪シティ信用金庫スタジアム)

 大阪桐蔭が秋季大阪府大会決勝で履正社に敗れ、公式戦で今年初黒星を喫し、前チームから続いていた連勝が36でストップした。昨年11月の明治神宮大会準決勝・創成館(長崎)戦で敗れて以降、今年の公式戦は無傷の36連勝中だったが、335日ぶりに黒星がついた。

 連勝の重圧について、西谷浩一監督(49)は「チームが変わっているので、連勝がどうとかは何もないです」と、淡々と言葉をつないだ。

 根尾ら3年生が応援に駆けつけた中、2日続けて先発した新井雅之(2年)が3回5失点で降板し、打線もタイムリー1本に終わった。2016年秋季大会準決勝で履正社に敗れて以来、府内では2年ぶりの黒星。大阪大会での連勝も44で止まった。尾崎行雄らを擁した1960年夏~61年秋の浪商と、桑田真澄、清原和博の“KKコンビ”らがいた84年夏から85年秋のPL学園を超える、大阪最多6大会連続Vの快挙も逃した。

 今大会は3、4番を打つ西野力矢一塁手と船曳烈士(れつし)右翼手の1年生コンビが活躍した。史上初のセンバツ3連覇と3季連続の甲子園優勝に向けて、近畿大会では2年生の奮起がカギを握る。

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