星稜、センバツかけた北信越準決勝順延も前向き…エース奥川「いい感覚」

スポーツ報知
準決勝が雨で順延となり、室内練習場で調整した星稜ナイン

 来春のセンバツ出場につながる北信越地区高校野球大会(新潟)は20日、予定されていた準決勝2試合が、雨のため21日に順延となった。

 同地区の来春センバツ出場枠は2。準決勝は事実上のセンバツ代表校決定戦となり、3季連続甲子園出場を目指す石川1位の星稜は、長野3位の東海大諏訪と対戦する。

 順延が決定し、星稜ナインはハードオフエコスタジアム新潟の室内練習場で練習を行った。

 U18日本代表右腕・奥川恭伸(2年)は、14日の松本第一(長野2位)との準々決勝(11―0、5回コールド)で、初回先頭打者から10者連続三振を奪うなど5回13奪三振、1安打無失点と圧巻の投球を披露した。この日は中止にも「あした(21日)は天気が良さそうなので、いいコンディションでやれた方がいい」と前向き。投球練習も行い「いい感覚で投げられた。あしたもこの感じで投げられれば」と手応えを口にした。

 主将の山瀬慎之助捕手(2年)も「きょうの練習でまたスイッチが入って、(準決勝に向けて)いい形になったと思います」と話した。勝てば2年連続のセンバツ切符が濃厚となるが、「(チームは)落ち着いてやれている。(北信越優勝で出場できる)神宮大会がこの秋の目標なので、まだ通過点だと思っている」と、気を引き締めていた。

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