沖縄水産19季ぶり出場も初戦敗退

スポーツ報知
秋季九州大会開幕戦で敗れた沖縄水産ナイン

 ◆高校野球秋季九州大会 ▽1回戦 長崎商(長崎2位)8-4沖縄水産(沖縄1位)(20日・リブワーク藤崎台球場)

 2009年春以来19季ぶりに出場した1990、91年夏の甲子園準V校・沖縄水産が、開会式直後の開幕戦で姿を消した。背番号3の先発左腕・上原一帆(2年)が2回に5失点。直後に3点を返すも、県大会準決勝で沖縄尚学を相手にノーヒットノーランを達成したエース右腕・国吉吹(いぶき、2年)が長崎商打線に追加点を許した。

 98年夏以来の甲子園を狙ったが、来センバツの一般枠出場は絶望的。糸満で宮国椋丞(巨人)、神里和毅(DeNA)らを育てた就任3年目の上原忠監督(55)は「2回の5失点が大き過ぎた。ゼロからやり直します」。エース国吉は「沖縄(での試合)と違って、力を出せなかった。(この経験を)夏に生かしたい」と悔しさを完全復活につなげる。(「報知高校野球」取材班)

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