山梨学院、5年ぶりセンバツ切符 前橋育英をコールド撃破 

スポーツ報知
4回1死三塁、右中間へ2ランを放ち笑顔を見せてダイヤモンドを回る山梨学院の野村健太(右)

◆高校野球秋季関東大会 ▽準々決勝 山梨学院9―1前橋育英=7回コールド=(22日・山日YBS球場)

 準々決勝で山梨学院(山梨2位)が、前橋育英(群馬1位)を9―1の7回コールドで破り、5年ぶり3度目のセンバツ出場が決定的になった。来春の第91回センバツ高校野球大会(3月23日から12日間・甲子園)の出場校を決めるための重要な参考資料となる今大会で、目安となる4強に一番乗りした。

 初回先頭から3連打で先制。1―1の2回には1死一、二塁から菅野秀斗二塁手(2年)と主将・相沢利俊投手(2年)の連続適時打で再び勝ち越すと、4回、主砲・野村健太左翼手(2年)の2戦連発2ランで突き放した。「いい感じで初球をとらえることができました」と野村。4打数4安打4打点の菅野は「全打席で走者がいたから、返そうと思った」と笑顔を見せた。

 前橋育英には17年夏の甲子園1回戦で5―12で大敗しており、大一番でリベンジ成功。1回戦の中央学院(千葉)に続き、他県王者を連覇してセンバツ切符をつかんだ。

 準決勝(27日)は春日部共栄(埼玉1位)と横浜(神奈川1位)の勝者と対戦する。

野球

×