早実が都大会準決勝で敗れ、来春センバツ出場が絶望的に

スポーツ報知

◆秋季高校野球東京都大会準決勝 ▽東海大菅生3―0早実(3日・神宮)

 名門・早実は、東海大菅生に完封負けを喫し、準決勝で敗退。主砲・清宮幸太郎(現日本ハム)を擁した17年夏の西東京大会決勝で敗れた相手に再び屈し、来春のセンバツ出場が絶望的となった。

 エース右腕・伊藤大征(2年)が6安打3失点完投と力投を見せたが、打線が東海大菅生のエース左腕・中村晃太朗(2年)に要所を締められ、相手を上回る8安打を打ちながらも得点を奪えなかった。

 和泉実監督(57)は「秋の段階で両サイドに変化球、ストレートを投げられて、四球もない(実際は1四球)。あれだけ決められると打てない」と中村晃の好投に脱帽。それでも「いい投手をここで経験できたので、次につながる。ひと冬やって、全体のレベルを上げて、夏までに打順を固定できるようにしたい」と来春以降のリベンジを誓った。

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