部員17人のレジェンド校・米子東が23年ぶりのセンバツ当確 延長13回タイブレークで呉に競り勝つ

スポーツ報知
延長13回を投げ抜き、笑顔でマウンドを降りる米子東・森下(左)

◆秋季中国大会 ▽準決勝 米子東6―5呉=延長13回タイブレーク=(3日・倉敷マスカットスタジアム)

 第91回センバツ高校野球大会(来年3月23日から12日間・甲子園)の出場校を決める重要な参考資料となる秋季中国大会で、米子東(鳥取2位)が呉(広島2位)を破り、中四国の一般選考枠が5のため、23年ぶりのセンバツ出場が当確となった。

 米子東は0―1の4回、福島悠高一塁手(2年)の適時二塁打で追いつき、5回に本多翔中堅手(2年)の左前タイムリーで勝ち越した。6回は福島悠の適時内野安打で加点した。9回に追いつかれたものの、タイブレークに突入した延長13回に山内陽太郎左翼手(1年)の遊ゴロと森下祐樹投手(2年)の適時二塁打、福島の中前タイムリーで3点を勝ち越した。森下は投げても延長13回を投げ抜いた。「一番、達成感があった試合。勝ててほっとしている」と、エース左腕は充実感を漂わせた。

 米子東は、第1回から夏の地方大会に100回連続で皆勤出場している全国15校の1つ。

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