龍谷大平安が下克上で5年ぶりのV 明石商に逆転サヨナラ勝ちで明治神宮大会に出場

スポーツ報知
龍谷大平安の先発・野沢

◆秋季近畿大会 ▽決勝 龍谷大平安2X―1明石商=延長12回=(4日・ほっともっとフィールド神戸)

 第91回センバツ高校野球大会(来年3月23日から12日間・甲子園)の出場校を決める重要な参考資料となる秋季近畿大会で、龍谷大平安(京都3位)が明石商(兵庫1位)に延長12回の末にサヨナラ勝ちし、5年ぶり6度目の優勝を飾った。0―1の延長12回2死満塁で多田龍平捕手(2年)が右前に逆転の2点適時打を放った。投げては、野沢秀伍(2年)が12回を完投した。「(1回戦の)天理戦以来、ヒットを打っていなくてチームに迷惑をかけた。最後の最後で打ててよかった。うれしくて泣いてしまった」と、殊勲者は仲間と抱き合った。

 京都府大会3位から下克上で優勝した龍谷大平安は、明治神宮大会(9~13日・神宮)に近畿地区代表として出場し、9日の1回戦で札幌大谷(北海道地区代表)と対戦する。

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