国士舘が札幌大谷に敗れ、桐蔭学園とともに関東・東京勢はそろって初戦敗退

スポーツ報知

◆第49回明治神宮野球大会第3日 高校の部準々決勝▽札幌大谷7―3国士舘(11日・神宮)

 東京王者の国士舘は、今大会からエースナンバーを背負った先発右腕・白須仁久(2年)が2回途中4失点で降板するなど、3回までに6失点。その後も投打に札幌大谷の勢いに押され、初戦で姿を消した。

 本来のエース・山崎晟弥(2年)をリリーフで起用する継投策で都大会を制してきたが、この日は完全に裏目に出た。永田昌弘監督(60)は「(都大会で)いちばん投球回数の多かった白須に1番をあげたんです。4~5回までは粘って欲しかったけど、今現在の力はこんなものです」。

 都大会を制した際には「国士舘史上最低のチームとしてスタートして、ここまで来られたのは奇跡に近いです」とナインの健闘をたたえていたが「優勝してちょっと気持ちが抜けちゃったのかな。きょうはそれ(史上最低のチーム)が出ちゃいましたね」と肩を落とした。

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